原蚕用に改良した人工飼料の組成と調製法

レコードナンバー
400888
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20008669
NACSIS書誌ID
AN00366054
本文言語
ja
著者名
須藤 光正 ; 松田 基一 ; 松浦 雄二
誌名
蠶絲試驗場彙報
別誌名
蚕糸試験場彙報 ; Technical bulletin of Sericultural Experiment Station ; Technical bulletin of Sericultural Experiment Station, Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries
発行元
農林省蠶絲試驗場
巻号ページ
132号,p.63-71(1988-02)
ISSN
03853594
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抄録
原蚕の全齢人工飼料育に用いる飼料を開発するために,桑葉粉末などの素材の調整法並びに粉末化を検討するとともに,日5・1及び中6・1を用いた飼育試験を行い,原蚕の全齢飼育に適したM-D飼料を開発した。人工飼料の素材として用いる桑葉粉末は,桑葉を製茶方式で乾燥し,粉砕工程で0.7mm(1-4齢用)及び2mm(5齢用)の網目を通したものを用いると原蚕の飼育,産卵性ともに好結果が得られることが明らかになった。また市販の粉末状大豆蛋白質(ソルピー600)を用いて調整した飼料は脱脂大豆粉末を90%エタノールで洗浄したものを用いた場合と同様に稚蚕期の摂食性と発育に優れた成績を示し,ソルピー600が稚蚕飼育の安定化に役立つことが分かった。防腐剤として従来多用されているプロピオン酸あるいはアクリル酸の代わりに同じ抗菌効果のある粉末のクロトン酸を利用できること,ビタミンB群のなかで潮解性の高い塩化コリンをトウモロコシの芯を粉砕したものに吸着させて粉体化できることが明らかになり,飼料素材の全てを粉体として扱うことが可能となった。5齢期の飼料を調整するときの蒸煮時間を従来の工程よりも短い10分程度にしても,飼育成績及び産卵性は劣らないことが明らかとなった。
引用文献数
5
登録日
2011年3月5日
収録データベース
JASI ; AGROLib