3眠蚕の飼育技術の検討

3眠蚕の飼育技術の検討

レコードナンバー402542論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008669NACSIS書誌IDAN00366054
著者名須田 保明
高坂 孝義
高林 菊次
栗林 茂治
書誌名蠶絲試驗場彙報
別誌名Technical bulletin of Sericultural Experiment Station, Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries
Technical bulletin of Sericultural Experiment Station
蚕糸試験場彙報
発行元農林省蠶絲試驗場
巻号,ページ134号, p.223-242(1988-08)ISSN03853594
全文表示PDFファイル (844KB) 
抄録1.3眠蚕の効率的な飼育技術を明らかにすることを目的に,蚕品種「旭光×支25号」について,成育特性の解析,飼育技術の組立,並びに経済性の検討などを行った。2.飼育適温は1齢期28℃,2齢期26℃,3齢期25℃,4齢期23℃内外であった。3.適切な飼育密度(蚕座0.1m2当り)は,全葉育の場合で1齢期9,000頭,2齢期3,000頭,3齢期600頭,4齢期130頭程度,条桑育の場合で4齢期160頭程度であった。4.桑葉食下量(1,000頭当り)は,生物重で1齢期16.2g,2齢期128.0g,3齢期1,002g,4齢期10,420g,全齢11,566.2g内外であった。乾物消化量(1,000頭当り)は,1齢期2.8g,2齢期20.1g,3齢期110g,4齢期1,040g ,全齢1,172.9g内外であり,消化率は1齢期66.3%,2齢期62.6%,3齢期38.0%,4齢期31.8%内外であった。5.最終齢期の乾物食下量に対する繭層生産効率は雌雄とも7.9%,同消化量に対するその効率は雌雄とも22%内外であった。6.効率的な給桑量は,20,000頭当り全葉量で1齢期1.2kg,2齢期6.4kg,3齢期34.0kg,4齢期280.0kgであり,4齢期の条桑量は春蚕期700kg,初秋蚕期430kg,晩秋蚕期460kgであった。これらの日別及び回次別の給桑配分量についても日別桑葉食下量をもとに明らかにした。7.以上の知見をもとに,3眠蚕の総合的な飼育技術を組立て,それらが妥当であることを実証した。8.3眠蚕の生産性及び経済性について試算し,4眠蚕の場合と比較した。3眠蚕の生産性は低く,単位桑園面積当り経費が多くかかり,繭単価を約50%増にしなければ採算が合わなかった。
索引語カイコ;養蚕;休眠;場合;内外;飼育技術;雌雄;飼育密度;全葉育;条桑育;桑葉食下量;最終齢期;効率
引用文献数24
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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