水田における多年生イネ科匍匐性雑草の出芽特性と防除

水田における多年生イネ科匍匐性雑草の出芽特性と防除

レコードナンバー421071論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
著者名小山 豊
宍倉 豊光
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ30号, p.61-70(1989-03)ISSN05776880
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抄録多年生イネ科匍匐性雑草としてウキガヤ,アシカキ,キシュウスズメノヒエ及びチクゴスズメノヒエを対象に,水田における出芽特性と除草剤による防除法について検討した。1. ウキガヤ,アシカキ,キシュウスズメノヒエ及びチクゴスズメノヒエの匍匐茎は,湛水代かき土中5cmへの完全な埋没でほとんど出芽しなかった。これに対し,萌芽・発根し生育が進み株状態となったものは20%前後が出芽した。2. 水稲生育期間中のアシカキに対しては,水田初期除草剤ダイムロン・CNP粒剤及びジメピペレート・ベンスルフロンメチル粒剤,中期除草剤シメトリン・フェノチオール粒剤,モリネート・シメトリン・MCPB粒剤,ベンタゾン粒剤及び水和剤はいずれもほとんど効果がなかった。3. 畦畔のウキガヤ,アシカキ,キシュウスズメノヒエに対して浸透移行性が高いグリホサート液剤及びグルホシネート液剤は1回処理でも除草効果が高く,水田内への侵入を防止した。しかし,移行性が低いパラコート液剤やジクワット・パラコート液剤の処理や手刈りの一回処理では多年生イネ科匍匐性雑草を完全に防除できなかったが,2回組み合わせることにより十分な効果が得られた。4. 秋季の水田刈跡及び畦畔におけるウキガヤ,キシュウスズメノヒエ,チクゴスズメノヒエに対して,グリホサート液剤処理のが効果が高く,翌年の発生量を著しく減らすことができた。パラコート液剤の効果はやや劣り,また草種により変動した。
索引語キシュウスズメノヒエ;チクゴスズメノヒエ;効果;アシカキ;多年生イネ科匍匐性雑草;水田;パラコート液剤;防除;出芽特性;出芽
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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