桑葉の窒素及びアミノ酸含量の品種間差異

桑葉の窒素及びアミノ酸含量の品種間差異

レコードナンバー431231論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00010476NACSIS書誌IDAN10114240
著者名町井 博明
書誌名蚕糸昆虫研究
発行元農林水産省蚕糸・昆虫農業技術研究所
巻号,ページ1号, p.51-61(1989-09)ISSN09152660
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抄録蚕糸試験場に保存されている桑品種の中から飼料価値の優れた品種を見いだすことを目的に,1985年6月下旬に春切り桑119品種の葉を採取し,窒素及びアミノ酸含量を調べた。葉中の窒素含量(乾物%)は3.10~5.49%の範囲にあり,平均で4.36%であった。窒素含量の最も多い品種は陣場で,次いで,岩瀬,古志織姫,中沢桑,天狗などで多かった。最も少ない品種は四倍性桑であった。全アミノ酸含量は窒素含量と正の相関関係にあった。アミノ酸組成については,制限アミノ酸であるメチオニンとヒスチジン含量の多い品種として古志織姫と清助があり,白皮荊桑はメチオニンが多かった。さらに,絹糸タンパク質の生合成において多量に必要とされるスレオニンは古志織姫,しんけんもちで多かった。このように,桑葉の窒素及びアミノ酸含量には品種間差異があり,古志織姫や清助のように在来品種の中にアミノ酸組成の優れた品種の存在することが明らかとなった。
索引語アミノ酸;ちっそ;品種(品種間差異);葉;クワ
引用文献数14
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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