水稲採種栽培における倒伏軽減剤“イナベンフィド”の収量・品質に及ぼす影響

水稲採種栽培における倒伏軽減剤“イナベンフィド”の収量・品質に及ぼす影響

レコードナンバー441347論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20009531NACSIS書誌IDAN00142283
著者名藤代 淳
畠山 富治
鎌形 民子
書誌名千葉県原種農場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Foundation Seed and Stock Farm
別誌名Bull. Chiba Found. Seed & St. Farm
千葉原農研報
発行元千葉県原種農場
巻号,ページ11号, p.1-9(1989-03)ISSN03875229
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抄録水稲倒伏軽減剤“イナベンフィド”粒剤を採種栽培に利用した場合の有効性を、倒伏軽減効果、倒伏軽減による収穫労力低減効果及び種子の品質、収量への影響などの点から検討し、次の様な結果を得た。1. 処理約30日後には、草丈は対照区に比べ11~19%短かくなり、短稈で葉身が直立した草姿を示した。その後の稈の伸長は、年次、移植時期によって異なった。2. 倒伏軽減効果は倒伏の発生原因となる気象条件の違いから年次間差がみられたが、倒伏に最も関連の大きい第4、5節間の短縮に対する効果はいずれの試験年でも認められた。3. 収量構成要素への影響については、処理により穂数が増加し、一穂籾数が減少し、登熟歩合、千粒重、容積重が向上し、また、受光態勢の改善により、実ばりが良くなったため、種子歩留が高くなり、種子収量が増加した。4. 処理による種子の発芽に対する悪影響については、特にみられなかった。5. 採種栽培において処理を行った場合の施肥体系は、基肥、穂肥を一般栽培並とすることによって、稈の伸長抑制効果はやや劣るものの、一穂籾数の減少を緩和し、種子の収量性を高めた。6. 採種栽培においては、“イナベンフィド”処理を行うと、種子歩留が高まり、充実した種子が生産されるため、倒伏軽減による収穫労力低減効果の有無にかかわらず、有効であると結論した。
索引語イナベンフィド;種子;処理;影響;一穂籾数;収量;採種栽培;品質;倒伏;倒伏軽減
引用文献数6
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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