栽培桑の葉と枝における光合成活性の季節的変化

栽培桑の葉と枝における光合成活性の季節的変化

レコードナンバー461173論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00010476NACSIS書誌IDAN10114240
著者名白田 昭
矢沢 盈男
書誌名蚕糸昆虫研究
発行元農林水産省蚕糸・昆虫農業技術研究所
巻号,ページ4号, p.9-21(1991-03)ISSN09152660
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抄録圃場に栽培されている桑樹について,その葉身および枝条における光合成活性の季節的変化を知る目的で,品種しんいちのせの春切桑を用い,時期別に葉位,部位別の光合成活性を酸素電極法で測定した結果,下記の知見が得られた。1. 葉の光合成について1.光合成活性は上位葉から下位葉に向かって高まり,やがてピークを形成し,下位葉で再び低下した。2. この特徴あるパターンはどの時期でもみられたが,時期によって異なる型を示した。すなわち,最大光合成活性は8月では比較的上位葉にみられたが,9月では中位葉,11月では中・下位葉にみられた。3. 時期別に各葉の平均的光合成活性を比較すると,6月始めおよび落葉直前の12月葉では低かったが,7~11月は高い値を示した。4. クロロフィル含量当たりの光合成活性を葉位別に比較すると,含量が少ない上位葉で極めて高かった。2.枝条の光合成について1. 枝条でも光合成活性が認められ,光合成活性は葉の1/4程度であった。2. 光合成活性は年間を通してほぼ一定の値を示し,部位による差も少なく,これらの現象は葉の場合と異なっていた。3. クロロフィル含量当たりの光合成活性をみると,枝条は葉と同等以上であった。4. 葉柄の光合成活性も測定したが,その活性はいずれの時期・部位においてもわずかに認められる程度であった。
索引語光合成;葉;クワ;季節;枝
引用文献数22
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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