家畜ヤギの骨格の雌雄差に関する解剖学的研究

家畜ヤギの骨格の雌雄差に関する解剖学的研究

レコードナンバー462077論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013929NACSIS書誌IDAN00121352
著者名松尾 信一
菅澤 勝巳
大島 浩二
書誌名信州大学農学部紀要
別誌名Journal of the Faculty of Agriculture, Shinshu University
発行元信州大学農学部
巻号,ページ27巻・ 2号, p.133-189(1990-12)ISSN05830621
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抄録家畜ヤギ(日本ザーネン種)の雌雄の骨格について,肉眼解剖学的に調査研究を行った。1.従来行われていない,雄ヤギの骨格の解剖図譜を雌ヤギと並列して作成した。解剖学的に詳細な部位については,既報のニホンカモシカの骨格図譜(文献番号7,8,9,11)によって対比できる。2.雄ヤギの骨格は雌のものに比べて,サイズが大形で且,頑丈な外観を呈していた。以下雌雄差の著しかった部位を列記する。3.ヤギの頭蓋骨では,後頭部(後頭鱗,外後頭稜,イニオン,顆旁突起)と側頭骨(岩様部,乳様突起,鼓室部);顔面骨では鼻骨(幅と先端部),切歯骨(形態),下顎骨(下顎頭)など。4.ヤギの脊柱では頚椎・胸椎・腰椎の棘突起,腰椎の横突起,仙骨の形態等,助骨では助骨頭関節面と助骨結節関節面。5.前肢骨では肩甲骨(関節窩),上腕骨(近位端),橈骨と中手骨(ともに骨幹部の幅),尺骨(肘頭の高さ)。後肢骨では寛骨(坐骨棘の高さ,腸骨は雄は雌よりも太くて短い)。恥骨結合の厚さ,腸恥隆起の突出状態,坐骨弓の形),骨盤(骨盤腔)などであった。6.ヤギの長骨はすべて,雄は雌より長かった。雌雄とも長骨では,脛骨が最も長く,次に尺骨,大腿骨,上腕骨,橈骨,中足骨,中手骨の順であった。これはニホンカモシカと同じ傾向であった。
索引語ヤギ;解剖;骨;雄;雌;骨;ヤギ;骨格;頭;橈骨;中手骨;雄;長骨;雌;家畜ヤギ
引用文献数16
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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