展葉枝ざしによるニホンスモモ(Prunus salicina Lindl.)の台木繁殖

展葉枝ざしによるニホンスモモ(Prunus salicina Lindl.)の台木繁殖

レコードナンバー560918論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013929NACSIS書誌IDAN00121352
著者名佐藤 幸雄
書誌名信州大学農学部紀要
別誌名Journal of the Faculty of Agriculture, Shinshu University
発行元信州大学農学部
巻号,ページ34巻・ 1号, p.19-24(1997-09)ISSN05830621
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抄録ニホンスモモにおけるさし木繁殖の可能性について検討するため,展葉した前年生の枝(2年生枝)を採取し,展葉期の5月上,中旬にさし木実験を行った。1.さし穂基部をIBA(インドール酪酸)の0または1,000ppm溶液に浸漬し,用土を異にする4種類のさし床にさし木した。その結果,ピートモスと鹿沼土(3:2)の混合区のIBA 1,000ppm処理が最もすぐれ,いずれの品種も90%以上の高い活着率を示した。2.IBAの適正処理濃度を知るため,0~4,000ppmの処理区を設けたところ,0及び500ppmで100%の発根率を示し,それより濃度が高まるにつれてしだいに低下した。しかし発根数はIBA濃度の増加にともなって増大した。3.さし穂1本当りの芽数に関する調査では,展葉した芽を全部除去した区は全く活着しなかったが,それ以外の区では芽数に関係なく100%活着した。ただし発根数及び生長量は,芽数が多いほど増加した。4.さし穂の摘葉処理の影響は明らかで,無摘葉区が100%発根したのに対して半摘葉区では75%,さらに全摘葉区ではわずか11%であった。5.さし穂の採取部位については,枝の先端部の発根率は若干低かったが,中央部及び基部との間に大差は認められなかった。
索引語ニホンスモモ;さし穂;展葉枝ざし;Prunus salicina;Lindl;台木繁殖;枝;展葉;発根率;増加
引用文献数6
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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