ビワ新品種‘房姫’の特性

ビワ新品種‘房姫’の特性

レコードナンバー572519論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008726NACSIS書誌IDAN00142396
著者名八幡 茂木
中井 滋郎
橘 温
書誌名千葉県暖地園芸試験場研究報告
別誌名Bull. Chiba Hort. Exp. Sta.
千葉暖地園試研報
Bulletin of the Chiba Horticultural Experiment Station
発行元千葉県暖地園芸試験場
巻号,ページ17号, p.1-7(1998-03)ISSN03887774
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抄録1. ‘房姫’は,1975年12月に‘楠’に‘津雲’を交配して育成された中生系ビワの新品種である。 1984年に初結実し,その後,大果で果実品質が良好であることが認められたので,1995年12月に品種登録を申請した。2. 樹勢は強で‘大房’と同程度である。枝の分岐角度が狭く,直立性の樹形を示す。副梢は長く伸長し,樹冠の拡大は早い。葉は濃緑でやや大きい。側花こう(側軸)の着生はやや下向きで,花房の大きさは中位である。開花期は11月上旬~1月上旬で,耐寒性は中位あるいはやや強く,‘瑞穂’と同程度と考えられる。3. 果実の成熟期は6月上旬で,‘大房’とほぼ同じで,‘瑞穂’より2~5日早く,‘田中’より約10日早い。果形は短卵形を示し,縦断面は‘瑞穂’より円形で果頂部は突出しない。稜は目立たず,果実横断面は角張らない。1果平均重は約80gで,‘瑞穂’,‘大房’とほぼ同じ大きさの大果である。果皮色は赤味を帯びた橙色で,光沢があり外観は美しい。果皮に発生する生理障害は少ないが,緑斑とそばかすの発生がやや目立つ。がく片は開いている。果実の甘味は比較的高く,糖度計示度は12~13で,‘田中’,‘大房’より高い。酸度は‘大房’と同程度で,‘田中’より低い。肉質はやや粗いが,果肉は軟らかく食味は良好で‘田中’,‘大房’に優る。
索引語大房;瑞穂;田中;房姫;果実;大果;大きさ;発生;強;開花期
引用文献数8
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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