トマト,ナスおよびピーマンのポット育苗における簡易底面給水法の開発

トマト,ナスおよびピーマンのポット育苗における簡易底面給水法の開発

レコードナンバー580129論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
著者名大木 浩
丸 諭
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ39号, p.49-58(1998-03)ISSN05776880
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抄録トマト,ナスおよびピーマンのポット育苗における栽培ベンチを使用しない底面給水法(簡易底面給水法)の特性を慣行法(ホースによる培養土表面注水法)と比較した。その結果,簡易底面給水法が,省力的で,かつ,慣行法と同等の苗が得られる,実用的なかん水法であることを明らかにした。1. 簡易底面給水法における育苗床は,1~2m2の小区画に区切る高さ約2cmの枠を地面へ並べ,枠外に掘った溝へ一端を10cm程度垂らした底面給水マットなどを敷いた簡易な構造とした。かん水は,3~5mmを底面給水マット上へ散水することで行った。かん水の間隔は,慣行法と同程度の数日に1回から1日に2回とした。この方法で,培養土内の水分量は慣行法と似た変化を示し,間断給水が可能となった。2. トマト,ナスおよびピーマンを供試し,高温期および低温期にそれぞれを育苗した結果,簡易底面給水法による苗の生育は,慣行法のものと差がなかった。高温期に調査したこれらの苗の本圃における収量は,簡易底面給水法と慣行法とで差がなかった。3. 簡易底面給水法では,水分とともに肥料成分が培養土表面に上昇し,肥料欠乏を起こしやすかった。このため,施肥は,慣行法より多く与える必要があった。追肥として分施する,もしくは,予め培養土に緩効性肥料を加用することで,良好な苗が得られた。4. ピーマン栽培における試算によると,簡易底面給水法の1回のかん水に要する時間は,慣行法の1/6であった。
索引語簡易底面給水法;慣行法;苗;ピーマン;トマト;ナス;かん水;ポット育苗;差;底面給水法
引用文献数13
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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