液体培養によるブルーベリー細胞色素の生産

液体培養によるブルーベリー細胞色素の生産

レコードナンバー620976論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
著者名本居 聡子
浜松 潮香
名和 義彦
新堀 二千男
宮崎 丈史
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
千葉農試研報
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ41号, p.61-70(2000-03)ISSN05776880
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抄録ブルーベリーの細胞を培養して色素を安定的に生産する技術を開発した。2種(Vaccinium corymbosum及びVaccinium ashei)10品種のブルーベリーの様々な部位からカルスを誘導し,`ティフブルー'展開葉由来の細胞から色素を生産する増殖の良いカルスを得た。カルスの色素生産部分を2,4-D 0.2ppm,Suc 3%を含むMS基本培地で選抜後,さらに暗黒下でのけん濁培養による選抜を繰り返すことによって,液体培養で光照射を必要とせずに高い色素生産を行う細胞系を作出した。高色素生産細胞系はMS培地のリン酸含量を2倍,また塩酸チアミン含量を10倍量に高めた改変液体培地で培養すると,さらに色素の合成能力が高まり生産が安定した。培養のスケールアップにはエアリフトタイプの灌流培養が適しており,この液体培地を用いた23日間の連続培養では,単位乾燥重当たり果実の約2倍量に相当する色素を含有する37.8g/lの培養細胞を得た。ブルーベリーの培養細胞が生産した色素は組成比が果実の色素とは異なっており,主要な色素は2種類のシアニジン配糖体と1種類のケルセチン配糖体であった。
索引語色素;生産;培養;ブルーベリー;カルス;液体培養;細胞;果実;培養細胞;Vaccinium corymbosum
引用文献数16
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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