胚珠内胚培養による無核ブドウ交配間雑種

胚珠内胚培養による無核ブドウ交配間雑種

レコードナンバー621404論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名能塚 一徳
鶴 丈和
白石 美樹夫
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ70巻・ 1号, p.7-15(2001-01)ISSN00137626
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抄録偽単為結果する無核ブドウの胚珠内胚培養において,果粒の採取時期および遺伝子型の相違が胚形成率に及ぼす影響について調査した.自然受粉を行った5品種では,果実発育の進行に伴って果粒重の増加が認められたのに対し,胚珠の長径は必ずしも増加せず,一定のままか,あるいは減少した.胚珠内胚培養による胚形成率は,満開後の経過日数に伴って有意に上昇し,特に40日目が顕著であった.培養した胚珠の中には多胚現象が認められることもあり,珠孔先端部において雑種胚の下胚軸から不定芽として発生することが多かった.自然受粉を行った5系統および6品種の満開時からベレゾーン期迄の経過日数では,49日から66日の変異が認められた.ベレゾーン期に採取した胚珠からの胚形成率には有意な系統間差異が認められ,変異幅は0%から24.7%であった.20組合せの無核ブドウ間の交配では,胚形成率において有意差が認められ,変異幅は2.7%から47.0%であった.試験管内での植物体形成率では,0.6%から24.9%の変異が認められた胚珠内胚培養によって得られた無核ブドウ×無核ブドウの雑種第1代では,完全無核:種子痕跡をもつ:有核の出現頻度が24%:56%:21%であった.
索引語単為結果;ブドウ;雑種;胚;培養;胚珠;品種間差異;核
引用文献数38
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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