イチョウの受粉から受精期までの花粉および雌性生殖器官の生長

イチョウの受粉から受精期までの花粉および雌性生殖器官の生長

レコードナンバー621406論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名中尾 義則
河瀬 憲次
塩崎 修志
ほか2名
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ70巻・ 1号, p.21-27(2001-01)ISSN00137626
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抄録イチョウの受粉は4月下旬から5月上旬に風媒により行われ,胚珠に到達した花粉は受粉滴とともに花粉室内に引き込まれ生長する.花粉は始め4細胞から成り,その中の生殖細胞が2個に分裂し,その一つは精原細胞となった.精原細胞の分裂により形成された精子は花粉管から自ら泳ぎ出て,胚乳頂部の造卵器内に形成された卵と9月上旬に受精した.この間,受粉から受精までに約120日間を要した. 受粉時,花粉室内と卵とをつなぐ通り道は存在しなかった.しかしながら,胚乳の発達に伴い花粉室の底部が押し広げられると同時期に珠心が退化して亀裂を生じた.また,同時に形成される胚乳の頂部の突起が発達し,花粉室底部の亀裂形成の補助をするとともに受精時までの花粉室の空間を確保することで受精をより確実なものにしていると考えられる.
索引語イチョウ;花粉;雌;生殖器;生長;受精
引用文献数16
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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