中国および日本ボタンの促成における発育と予備冷蔵効果の比較

中国および日本ボタンの促成における発育と予備冷蔵効果の比較

レコードナンバー621410論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名青木 宣明
成 倣雲
劉 政安
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ70巻・ 1号, p.46-53(2001-01)ISSN00137626
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抄録中国ボタン17品種と日本ボタン3品種における促成時の形態学的発達を観察し,日中ボタン間の予備冷蔵効果を比較検討した. 芽膨張期から開花期までは8生育ステージに分けられた.葉,茎,花芽の生長は主にⅣ期からⅦ期で,Ⅵ期は最も長期間で,生育量は最大であった.Ⅲ,Ⅳ,Ⅴ期は品種により形態学的に最も複雑であったが,葉の生長により簡単に区別できた. 予備冷蔵は,生長を促進し開花を早めたが,ステージに対する作用は日中ボタン品種間で異なり,異なった生長にメカニズムを有することが示唆された.予備冷蔵は中国ボタン品種に対しては初期の,また日本ボタンにはそれより遅いステージに影響を及ぼした.中国ボタンは温度に対してより敏感で,初期に早く生長したが,最終的な切り花形質は日本ボタンに劣った.このことは開花までの積算温度は少ないことと一致した. 予備冷蔵は茎長や葉の伸展を減少させたが,花の大きさを増し,開花日を早めた.未開花品種は正常な葉や茎の生長をし,予備冷蔵の影響は開花品種と同様であった. 以上の結果から,芽膨張期から開花期の間では,茎長の生長と花の生長は比較的,独立状態にあることが示唆された.
索引語ボタン;品種間差異;促成栽培;発育;冷蔵;効果;中国;種
引用文献数12
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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