イチジク‘桝井ドーフィン’の葉が秋季に同化した13Cの貯蔵と翌春における転流

イチジク‘桝井ドーフィン’の葉が秋季に同化した13Cの貯蔵と翌春における転流

レコードナンバー621414論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名松浦 克彦
田辺 賢二
田村 文男
ほか1名
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ70巻・ 1号, p.66-71(2001-01)ISSN00137626
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抄録2年生イチジク'桝井ドーフィン'を用い,13Cをトレーサーとして,10月中旬に同化された光合成産物の休暇期の貯蔵部位と翌春における転流について調査した.休眠期の部位別13Catom % excessは,1年枝が最も低く,2年枝,挿し穂,大根,中根,細根,小根の順に高くなった.萌芽25日後の13Catom % excessは,新梢や新根などで高かった.また,休眠期と比べて13Catom % excessの低下率の大きい部位は,1年枝,2年枝と大根であった. 萌芽45日後における,13Catom % excessの低下率の大きい部位は,挿し穂と中根であった.新根は萌芽25日後と同様に高い値を維持していた.新梢の茎,葉,腋芽部とも,先端に近いほど13Catom % excessが低かった.これらのことから,萌芽後25日までの新梢と新根の生長は,それぞれ1,2年枝と大根に貯蔵されていた養分に依存していると推察された.一方,萌芽25日後から45日後の新梢あるいは新根の生長は,挿し穂や中根に貯蔵されていた養分に依存するが,萌芽後45日頃には新梢先端部の生長については,貯蔵養分から新しく展開した葉で生産された養分に切り替わっていると考えられた.
索引語イチジク;同化産物;貯蔵;転流;炭素;アイソトープ
引用文献数25
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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