土佐湾須崎地先の有用紅藻トサカノリ(スギノリ目,ミリン科)群落に関する生態学的研究

土佐湾須崎地先の有用紅藻トサカノリ(スギノリ目,ミリン科)群落に関する生態学的研究

レコードナンバー621601論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名芹澤 如比古
田井野 清也
大野 正夫
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ48巻・ 4号, p.597-601(2000-12)ISSN03714217
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抄録土佐湾須崎地先の水深約6mの岩礁上に生息する有用紅藻トサカノリの群落について生態学的な調査を行った。生育場所の環境は水温が15.7-27.3℃,塩分が33.7-35.8PSU,PO4-P濃度が0.7μg-at/1以下,DIN濃度の最高値は4.3μg-at/1であり,暖海的な土佐湾の外海の特徴を示した。トサカノリの被度は4月に最大の80%となり,夏季から秋季にかけて減少し,晩秋から春季にかけて上昇した。現存量は5月に最大値2.1kgw.w./m2に達し,葉長は7月に最大の20.5cmとなった。9-10月まで生残している成体は稀であり,新規加入の幼体は10月下旬から見られた。果胞子嚢を持つ個体は4-7月まで観察されたが,胞子放出実験の結果,果胞子は6月下旬から7月に放出され,四分胞子は7月に放出された。果胞子と四分胞子は12時間以上にわたって大量に放出され続けた。
索引語紅藻植物;群落;生長;生態;高知県;成熟
引用文献数9
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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