異常高温が作物害虫の発生に及ぼす影響

異常高温が作物害虫の発生に及ぼす影響

レコードナンバー622042論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014825NACSIS書誌IDAN00186121
著者名山口 卓宏
桐谷 圭治
松比良 邦彦
ほか1名
書誌名日本応用動物昆虫学会誌
別誌名Japanese journal of applied entomology and zoology
日本応用動物昆虫学会誌
巻号,ページ45巻・ 1号, p.1-7(2001-02)ISSN00214914
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抄録鹿児島県で発生消長を調査した8種(種群)の害虫のうち,記録的な高温年であった1998年の春に出現の早期化がみられたのはチャノコカクモンハマキ,チャハマキ,チャノキイロアザミウマ,クワシロカイガラムシ,アブラムシ類,カンザワハダニで,いずれも発育零点は10℃以下であった.発育零点が冬季の平均気温と同程度かそれ以上であるハスモンヨトウ,オオタバコガについては明確な早期化がみられなかった.発育零点と有効積算温度からはいずれの種も世代数の増加が予測されたが,トラップでの発生消長からは発生ピークの増加は確認できなかった.ハスモンヨトウは年間平均気温と雄成虫の誘殺数の間には正の相関がみられ,1998年は14年間の調査期間中,最も年間誘殺数が多かったが,チャハマキならびにチャノコカクモンハマキ,アブラムシ類は,4~10年に1回みられる程度の少発生であった.また,オオタバコガの発生に特徴的な傾向はなかった.
索引語害虫;発生;気象;高温;発生予察;カメムシ類;ヤガ科
引用文献数16
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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