北陸中山間地域における農家・担い手の現状と農業公社の農地管理

北陸中山間地域における農家・担い手の現状と農業公社の農地管理

レコードナンバー622148論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00017564NACSIS書誌IDAA11289485
著者名仁平 恒夫
書誌名北陸農試農業経営研究
別誌名Hokuriku National Agricultural Experiment Station agricultural economics report
発行元農林水産省北陸農業試験場総合研究部
巻号,ページ58号, p.1-128(2001-03)ISSN
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抄録本稿では,第2章において,北陸中山間地域に共通した特徴として,水田率が高く水稲単作的,家としての重世代構成,兼業深化に伴う農業就業の脆弱化と担い手形成の弱さが見られることを明らかにした。同時に,その内部には著しい地域性がみられ,地域における中山間地シェアの高い石川・能登・新潟・佐渡,同・上越地域において世帯員構成の脆弱化を確認し,これらの地域における耕作放棄の進行を明らかにした。この背景には,冬季豪雪や遠隔地という自然条件及び社会経済条件の不利性とともに,農地条件における傾斜地割合の高さがある。さらに農地管理の上で重要な役割を期待される集落について,富山・吾東,石川・加賀,福井・嶺北,さらに新潟・上越及び同・下越南で集落規模が小さく,今後の農地保全の上で危惧される状況にあることを指摘した。 ついで,農業公社に関して,新潟及び石川県において県単独事業による公社設立支援策が実施され,これを背景にとくに新潟県で公社が多数活動していること,共通する特徴として,水稲作業受託のほか米直売,育苗センター受託等水田農業に直結する事業を中心とし,職員数規模も小さく,中国地域のような多角化の取り組みは少ないことが明らかにされた。
索引語北陸地方;中山間;担い手;公社;農地;管理;自治体;集落;高齢化
引用文献数31
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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