バレイショの葉柄汁液を用いた栄養診断

バレイショの葉柄汁液を用いた栄養診断

レコードナンバー622204論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011749NACSIS書誌IDAN00195767
著者名建部 雅子
細田 洋一
笠原 賢明
ほか1名
書誌名日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan
別誌名日本土壌肥料學雜誌 : 土壌・肥料・植物栄養
Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition
日本土壌肥料学雑誌
発行元日本土壌肥料學會
巻号,ページ72巻・ 1号, p.33-40(2001-02)ISSN00290610
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抄録バレイショの窒素,リン酸施用量を変えて栽培し,葉柄を搾汁して得た汁液の特性を明らかにするとともに,汁液のNO3-Nおよび無機P濃度と塊茎収量,デンプン価との関係から診断基準値を作成した. 1)バレイショ葉柄汁液の特性として,採取された汁液が葉柄全重に占める割合は22~37%であり,汁液のNO3-N濃度は葉柄のそれとほぼ等しいが,汁液の無機P濃度は葉柄のそれより低かった. 2)汁液のNO3-NおよびP濃度は地上部全窒素,全P含有率との相関が高く,作物体の栄養状態をよく表した.汁液のNO3-N濃度は着蕾期,開花期ともに窒素施用量を反映し,汁液の無機P濃度は着蕾期のみリン酸施用量を反映した.また,収穫期塊茎収量との間に一定の関係があり,診断指標として有効であることが示された. 3)十分な収量,品質を得るために,着蕾期葉柄汁液のNO3-N濃度は1.3~1.5gL-1,無機P濃度は100mgL-1程度が望ましい. 謝辞 本稿を取りまとめるに当たり農業試験センターの米山忠克博士にご校閲を賜った.本試験の実施に当たっては北海道農業試験場の大槻勝義氏,高橋幸男氏,小田 認氏より研究協力をいただいた.また,古賀伸久博士,水上八恵子氏,佐藤幸子氏,佐々木みき子氏に調査,分析の協力をいただいた.記して深く感謝する.
索引語ジャガイモ;作物栄養診断;搾汁;葉;リン;硝酸塩
引用文献数16
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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