鶏糞便からのサルモネラ培養法の検討

鶏糞便からのサルモネラ培養法の検討

レコードナンバー622299論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011607NACSIS書誌IDAN0007252X
著者名中村 政幸
矢島 佳世
永田 知史
ほか1名
書誌名鶏病研究会報
別誌名Journal of the Japanese Society on Poultry Diseases
鶏病研究会報
巻号,ページ36巻・ 4号, p.201-206(2001-02)ISSN0285709X
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抄録最近,鶏病研究会で推奨している方法と異なるサルモネラ培養法が報告された。すなわち,盲腸便よりクロアカスワブの方が分離率が高く,また,盲腸便の培養ではEEM培地で前培養後HTT培地で培養する方法(EEM-HTT法)がHTTを用いたDSE法(HTT-DSE法)より優れていると報告された。今回,これらの成績を確認すると共に,分画遅延増菌法(fractionated delayed enrichiment:FDE法,毎回HTT培地で5日間継代し,その間毎日分離平板培地で分離する方法)についても検討した。なお,今回用いた検体はすべてリファンピシン(rif)耐性Salmonella Enteritidis HY-1株経口接種鶏由来であり,分離平板培地はDHLrifである。成績は以下のとおりである。(1)盲腸便と盲腸内容における検出率はクロアカスワブの約2倍であった。(2)EEM-HTT-DSE法とHTT-DSE法の分離率はほぼ同程度であった。(3)FDE法とHTT-DSE法も同程度の分離率であった。以上の成績より,鶏病研究会の推奨する「検体としては盲腸便あるいは盲腸内容を用い,増菌培養法としてはHTT-DSE法」で差し支えないことが明らかとなった。
索引語ニワトリ;細菌(サルモネラ);糞便;培養
引用文献数16
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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