モロキュウリ収穫後における果実先端部分の肥大(仮称:先端肥大症)に及ぼす貯蔵温度,果形およびMA包装の影響

モロキュウリ収穫後における果実先端部分の肥大(仮称:先端肥大症)に及ぼす貯蔵温度,果形およびMA包装の影響

レコードナンバー630039論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011918NACSIS書誌IDAN10406825
著者名岡林 秀典
書誌名高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center
別誌名Bull. Kochi Agric. Res. Cent.
高知農技セ研報
発行元高知県農業技術センター
巻号,ページ10号, p.11-19(2001-03)ISSN09177701
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抄録モロキュウリの収穫後における果実先端部分の肥大 (仮称:先端肥大症)の発生要因および抑制方法を明らかにするため,貯蔵温度,収穫時の果実形状並びに包装内ガス組成の影響について検討し,以下の結果を得た. 1.先端肥大症の発生は,収獲後の貯蔵温度が高いほど多くなり,特に25℃以上で著しい. 2.栽培温度が高い時期ほど収穫時に尻太り果の割合が多くなり,尻太り果は正常果,尻細り果に比べて収穫復の先端肥大症の発生が著しい. 3.収穫した果実を7℃で1日間貯蔵することにより,先端肥大症の発生を軽減できるが,貯蔵期間が長くなると果皮にピッティングが発生する. 4.果実をMA (低濃度02・高濃度CO2)包装すると,先端肥大症およびす入りの発生が抑制される.また,MA包装後大気に戻しても,先端肥大症の発生抑制効果は持続する. 5.MA包装により,袋内が低濃度02・高濃度CO2状態になると,果実内にはCO2ガスが急激に蓄積し,極端な高濃度CO2状態となる.そのため,単為結果した種皮や受精した種子の生育が抑えられ,種子周辺部の細胞が肥大ぜず,先端肥大症の発生が抑制されるものと推察される.
索引語キュウリ;果実;肥大;貯蔵;温度;包装;ガス;組成;植物形態
引用文献数21
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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