高知方式湛液型養液栽培システムにおける有機質培地の利用に関する研究(1)

高知方式湛液型養液栽培システムにおける有機質培地の利用に関する研究(1)

レコードナンバー630045論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011918NACSIS書誌IDAN10406825
論文副題有機質培地の物理的特性,水分保持特性
著者名細川 卓也
前田 幸二
岡野 邦夫
書誌名高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center
別誌名Bull. Kochi Agric. Res. Cent.
高知農技セ研報
発行元高知県農業技術センター
巻号,ページ10号, p.59-65(2001-03)ISSN09177701
全文表示PDFファイル (983KB) 
抄録スギバーク,バーク堆肥,ヤシガラなどの有機質資材を用い,その単体あるいは混合して作製した成型培地の物理的特性,水分保持特性を調ベ,高知方式湛液型養液栽培システムにおける利用の可能性について検討した. 1.有機質培地はロックウールに比べて,固相率が著しく高く,孔げき率が低かった.水に浸漬・排水後の三相分布は,液相率が低く,気相率が高かった.また,有機質培地間では気相率がスギバークで高く,液相率はほぼ同じであった. 2.ロックウールに比べて有機質培地では水に浸漬・排水後の容積保水率の低下が大きく,水分保持率は著しく低かった.また,有機質培地間での水分保持率はスギバークでやや低く,ヤシガラとバーク堆肥の混合培地でやや高かった. 3.水に浸漬・排水後の上・中・下層別の容積保水率はいずれの培地でも上層ほど低かった.また,ロックウールに比べて有機質培地では,中層での容積保水率の低下程度が大きく,有機質培地間では,ヤシガラとバーク堆肥の混合培地での低下程度が大きかった. 4.湛液水位が高いほど容積保水率が高くなり,有機質培地においてもロックウールと同様に毛管現象が働いているものと推察され,高知方式湛液型養液栽培システムにおける利用の可能性が示唆された.
索引語養液;栽培;システム;有機物;培地;物理;水分;特性;樹皮;高知県
引用文献数18
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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