ニワトリ骨髄細胞培養系における破骨細胞の形成に及ぼす性の影響

ニワトリ骨髄細胞培養系における破骨細胞の形成に及ぼす性の影響

レコードナンバー630086論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014669NACSIS書誌IDAN00183393
著者名菊地 直子
杉山 稔恵
楠原 征治
書誌名新潟大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Niigata University
発行元新潟大学農学部
巻号,ページ53巻・ 2号, p.115-121(2001-03)ISSN03858634
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抄録本研究では、骨髄における破骨細胞形成に及ぼす性の影響を検討するため、産卵鶏および雄成鶏より分離した骨髄細胞を培養し、酒石酸抵抗性酸フォスファターゼ(TRAP)活性およびヘマトキシリン染色を施しそれらの細胞の動態を観察した。 その結果、TRAP陽性で単核の破骨細胞前駆細胞およびTRAP陽性で多核の破骨細胞様細胞が観察された。とりわけ、産卵鶏骨髄骨より得られた骨髄細胞培養系において、多数の前駆細胞および破骨細胞様細胞が形成された。また、ストローマ細胞もしくは骨芽細胞と考えられるTRAP陰性の線維芽細胞様細胞も数多く存在した。一方、雄成鶏の骨髄細胞培養系においては、観察された前駆細胞数は産卵鶏骨髄細胞培養系の20%程度にすぎず、破骨細胞様細胞もほとんど形成されなかった。 以上のことから、産卵鶏骨髄細胞には多数の破骨細胞前駆細胞が含まれており、顕著な破骨細胞の形成が行われることが示唆された。一方、雄成鶏においては、骨髄細胞に含まれる前駆細胞は少なく、ほとんど破骨細胞形成が行われないことが推測された。
索引語ニワトリ;骨髄;組織培養;性
引用文献数26
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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