カフェンストロールの水田条件下における除草効果変動要因

カフェンストロールの水田条件下における除草効果変動要因

レコードナンバー630178論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015078NACSIS書誌IDAN00097258
著者名神崎 充
竹内 正毅
白川 憲夫
書誌名雑草研究
別誌名日本雑草学会会報
Journal of weed science and technology
Weed research
発行元日本雑草防除研究会
巻号,ページ46巻・ 1号, p.25-30(2001-03)ISSN0372798X
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抄録雑草発生の不斉一性は,農耕地における雑草防除の最大ともいえる問題点である。この不斉一性には,種子の内外に多くの要因があるが,ここでは外的要因解明の1つとして,水田雑草の発生に及ぼす遮光の影響を水田状態において調査した。 1.無遮光区における雑草の総発生数は852本/m2であり,遮光率が高い区ほど発生数は減少した。遮光率が81%区の発生数は無遮光区の29%となり,5%水準(Tukey法)で有意に低かった。草種毎の発生数も遮光率が高い区ほど減少した。特にヒメミソハギは,その傾向が大きかった。ヒメミソハギの発生数と遮光率には高い相関関係が認められ,相関係数は-0.985**であった(第1表)。 2.遮光解除後の雑草の発生数は,遮光期間中の発生数が少ない区ほど多くなり,無遮光区は852本/m2であった。遮光と遮光解除の合計の発生数は,無遮光区(遮光率0%)が1,705本/m2と最大であった。両者の合計において,遮光率0-40%区と81-100%区の間には,5%水準(Tukey法)で有意な差異があった(第2図)。 3.遮光率が高い試験区ほど,遮光処理解除後にヒメミソハギの発生が多く認められた。これは遮光率が0-94%の各処理区間で5%水準(Tukey法)で発生数に有意な差異があった。また遮光率と遮光解除後の発生数の相関は高く,その相関係数は0.847**であった(第2表)。 4.水田で多発したアゼナ,チョウジタデ,ヒメミソハギ,ミゾハコベ,キカシグサ,アブノメは,いずれも遮光の影響が大きい草種であると考えられた。
索引語イネ;除草剤;効果;水田;変動;要因
引用文献数16
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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