ウンシュウミカンの根域制限栽培における夏秋季の水ストレスが生育および果実品質に及ぼす影響

ウンシュウミカンの根域制限栽培における夏秋季の水ストレスが生育および果実品質に及ぼす影響

レコードナンバー630181論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20007105NACSIS書誌IDAN00102518
著者名澤野 郁夫
山崎 俊弘
杉山 和美
ほか1名
書誌名静岡県柑橘試験場研究報告
別誌名Bulletin of the Shizuoka Prefectural Citrus Experiment Station
Bulletin o[f] the Citrus Experiment Station
発行元静岡県柑橘試験場
巻号,ページ30号, p.1-8(2001-03)ISSN04886828
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抄録ウンシュウミカンの根域制限栽培において、8月から9月にかけて1ケ月間の異なる水ストレスが生育や果実品質に及ぼす影響を検討した。 1.1回の断水処理では、水ストレスが強いほど、葉や果実のしおれ、旧葉の落葉を助長した。しかし、かん水後は葉や果実のしおれは回復し、収穫時(12月中旬)の果実の大きさ、果汁の糖度およびクエン酸濃度には影響を及ぼさなかった。 2.葉の水ポテンシャルでΨmaxが-5.4MPaの水ストレスを1回、およびがΨminが-3.6MPaの水ストレスを3回与えると、かん水1ケ月後の葉の光合成速度は回復しなかった。Ψmaxが-5.4MPaの水ストレスは果実の着色を遅延させた。 3.葉のΨminが-3.6MPa(Ψmaxは-3.3MPa)の水ストレスは、10月中旬の果汁の糖度およびクエン酸濃度を高めたが、収穫時には湿潤状態と明らかな差がなかった。 4.根域制限栽培のかん水開始時期の限界は、光合成能の維持の点からΨmaxが-2.5MPaであると考えられた。また、夏秋季の1ケ月間の水ストレスは、果汁の糖度、クエン酸濃度を一時的に高めるが、収穫時の品質向上は期待できないことが明らかになった。
索引語ウンシュウミカン;品種;生育;ストレス;秋;夏;ポット;栽培;根;抑制栽培
引用文献数17
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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