水田転換畑におけるトマトの障害果(チャック果,窓あき果)発生要因とその対策

水田転換畑におけるトマトの障害果(チャック果,窓あき果)発生要因とその対策

レコードナンバー630224論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014227NACSIS書誌IDAN00231270
著者名中村 隆一
大久保 進一
平井 剛
書誌名北海道立農業試験場集報
別誌名北海道立農試集報
道農試集報
Bulletin of Hokkaido Prefectural Agricultural Experiment Stations
Bulletin of Hokkaido Prefectural Agricultural Experiment Station
Bulletin of the Hokkaido Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元北海道立農業試験場
巻号,ページ80号, p.31-38(2001-03)ISSN04410807
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抄録滝川地域の水田転換畑におけるトマトのチャック果および窓あき果の発生には定植後の栽培条件が影響していた。障害果が多い圃場では窒素施肥量や灌水量が多く茎葉の生育が旺盛で,葉のカルシウム/カリウム濃度比が低かった。また,障害果が多かった圃場は地下水位が高く有効土層が浅いことに加え,土壌の石灰苦土比が低く交換性カリウム含量が高かった。さらに生育初期に地温が低く最低・最高地温の格差が大きい特徴があった。これらの要因が複合して果実部のカルシウム濃度を低下させ障害を発生させていた。障害果発生を防止する対策として,(1)心土破砕などによる下層土の透水性改善と有効土層の確保,(2)生育状況に応じた少量多回数の灌水および追肥の実施,(3)土壌の交換性カルシウム,カリウムおよびマグネシウム含量の適正値の維持,(4)生育初期のこまめな換気と保温や地温上昇抑制型マルチフィルムの利用による適切な温度管理が有効である。
索引語トマト;転換畑;障害;果実;発生;要因
引用文献数9
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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