低酸素血症小牛における7.2%高張食塩液の治療効果

低酸素血症小牛における7.2%高張食塩液の治療効果

レコードナンバー630294論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011620NACSIS書誌IDAN10158155
著者名鈴木 一由
味戸 忠春
奥村 純子
ほか1名
書誌名獣医麻酔外科学雑誌
発行元獣医麻酔外科学会
巻号,ページ31巻・ 3-4号, p.57-61(2000-10)ISSN09165908
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抄録1週前より発咳を伴う呼吸器症状が観察された6週齢のホルスタイン種雄子牛2頭に対し,動脈酸素分圧(PaO2)を指標にガス交換能の改善を目的として7.2%高張食塩液(HSS:2,400mOsmol/kg・H2O,5ml/kg)を静脈内投与した。その結果,循環血漿量指数(rPV)は両症例牛ともにHSS投与後高値を維持した。心拍出量(CO)はHSS投与直後に最高値(141.2および127.1%)を示す増加が認められたが,t=60分目以降治療前値に復した。一方,症例1および2の動脈酸素分圧(PaO2)は治療前の83.2および74.8mmHgに対し,投与60分目にはそれぞれ95.3および89.4mmHgの最高値を示す上昇が認められた。以上の結果から,HSSが呼吸器症状の改善に有用であることが示唆されたが,COが投与60分目以降治療前値に復したことから,HSSの循環器系への効果は投与開始後60分以内であると考えられた。
索引語子牛;低酸素;疾病;治療
引用文献数21
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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