黒毛和種育成牛における同一ペン同居後の親和関係の変化

黒毛和種育成牛における同一ペン同居後の親和関係の変化

レコードナンバー630311論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005663NACSIS書誌IDAN00195188
著者名竹田 謙一
佐藤 衆介
菅原 和夫
書誌名日本畜産學會報 = The Japanese journal of zootechnical science
別誌名日本畜産学会報
日本畜産学会報
Nihon chikusan gakkaiho
Animal science journal
Animal science and technology
発行元Zootechnical Science Society of Japan
巻号,ページ72巻・ 2号, p.164-168(2001-03)ISSN1346907X
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抄録同一ペンに同居させた黒毛和種育成牛の親和行動の変化を5カ月間,毎月1回各6時間調査した.同居1カ月目の接触,擦り付け頻度は,0.4回/頭/時となり,翌月には約3倍(1.1回/頭/時)に増加し,その後,一定となった.相互舐め行動は同居2カ月目までほとんど観察されず,3カ月目から著しく増加した.相互舐め行動を交わした組は,同居3カ月目まで各月2組しか観察されず,4カ月目に6組に増加した.そして,同居5.5カ月目に27頭からなる牛群とともに放牧し,放牧開始1カ月目に同居個体同士の親和関係を調査した.その結果,最近接個体として同居個体が有意に多く観察され(P<0.05),同居個体同士による相互舐め行動時間は,他の放牧牛とより有意に長かった(P<0.05).以上より,同一ペン同居によって,供試牛が社会行動を交わすことができる個体を特定し,供試牛の社会行動頻度を高めるために飼育密度を高くして飼育するという処理を行った結果,その4カ月目以降に社会関係は変化したと考えられた.さらに,その処理により形成された親和関係は,他の牛群との混群1カ月後でも,その関係を維持していることが明らかとなった.
索引語肉牛;和牛;育成;行動
引用文献数17
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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