高濃度のBAPTA/AMで処理したウシ卵子の精子侵入刺激による活性化

高濃度のBAPTA/AMで処理したウシ卵子の精子侵入刺激による活性化

レコードナンバー630314論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20020157NACSIS書誌IDAN10548943
著者名庄條 愛子
島田 昌之
曽 文先
ほか1名
書誌名Journal of mammalian ova research = 日本哺乳動物卵子学会誌
別誌名日本卵子学会誌
発行元日本哺乳動物卵子学会
巻号,ページ17巻・ 3号, p.96-102(2000-10)ISSN13417738
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抄録ウシ卵子におけるMPF,MAPキナーゼの不活性化,前核の形成および第二極体の放出を含む受精時の活性化に細胞内Ca2+濃度([Ca2+]i)の上昇が必須か否かを検討した.成熟培地内で20時間培養したウシ卵子を種々の濃度のBAPTA/AMで処理した後,体外受精させ,発生培養させた.精子侵入卵子に占める多精子侵入卵子の割合はBAPTA/AM濃度の増加に伴って増加し,25μM以上のBAPTA/AMで処理した卵子の大多数には2個以上の精子が侵入した.その精子侵入卵子のほぼ全てに1個以上の雄性前核形成と第二極体の放出が認められた.さらに,MPFおよびMAPキナーゼ活性は,BAPTA/AM処理の有無に関わらず体外受精に引き続く発生培養開始後8時間で著しく低下することが明らかになった.これらの結果から,ウシ卵子においては[Ca2+]i上昇を誘起する因子とは異なる精子由来の未知な因子によって直接的に卵子が活性化される可能性が示峻された.
索引語ウシ;卵子;精子;侵入
引用文献数31
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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