モウソウチクを原料としたファイバーボードの作製と材質

モウソウチクを原料としたファイバーボードの作製と材質

レコードナンバー630343論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00007981NACSIS書誌IDAN00240329
著者名松本 久美子
山内 秀文
山田 雅章
ほか2名
書誌名木材学会誌
別誌名Journal of the Japan Wood Research Society
発行元日本木材学会
巻号,ページ47巻・ 2号, p.111-119(2001-03)ISSN00214795
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抄録日本産モウソウチクを原料として,高圧シングルディスクリファイナーにより,数種類の条件下で解繊し,その性状を木材のそれと比較検討した。更に,それらのファイバーをエレメントとしてボードを作製し,材質を検討した。結果を要約すると以下のようになる。 竹ファイバーの表面は,木材ファイバーと比較すると毛羽立ちが見られず,通直な形状をしていた。同じディスククリアランスで解繊した竹ファイバーと木材ファイバーを比較すると,前者のほうが長ファイバーの頻度が高く,またかさ密度も2倍程度高い値を示した。 今回の実験においては,解繊時のクリアランスがボードの材質に与える影響は認められなかった。竹ボードの密度分布は,木材ボードのそれが典型的なM字型の分布を示したのに対し,平坦な分布を示した。常態試験では,竹ボードはMOEでは木材ボードと同等の値を示したが,MORではどの密度領域においても低い値を示した。しかし,はくり強さは高い値を示した。竹ボードは,吸水厚さ膨張率,吸水率については木材ボードよりも低い値を示したが,ボード密度0.8g/cm3以上の領域におけるスプリングバックについては高い値を示した。
索引語ボード;タケ;材質;機械的性質;強度;ヤング係数
引用文献数19
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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