タマネギセル成型苗のトレイの種類,播種・定植時期の違いが苗の生育並びに定植後の球の肥大に及ぼす影響

タマネギセル成型苗のトレイの種類,播種・定植時期の違いが苗の生育並びに定植後の球の肥大に及ぼす影響

レコードナンバー630441論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015056NACSIS書誌IDAN00064259
著者名小林 尚司
藤井 一徳
書誌名近畿中国農業研究
別誌名Kinki Chugoku agricultural research
発行元近畿中国農業研究協議会
巻号,ページ101号, p.24-29(2001-03)ISSN0385311X
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抄録タマネギの機械移植を前提としたセル成型育苗法を確立するため,トレイサイズおよび播種・定植時期の違いが苗の生育並びに定植後の球の肥大に及ぼす影響について検討した. トレイ当たりのセル数200~448の間では,セル数が多くなるほど苗の葉鞘径は細く,重量が軽くなった.また,収穫球重についてみると288セルまたは,324セルのトレイで十分な肥大性がみられた.セル成型苗の定植時の苗の葉鞘径や重量と収穫球重の間に高い正の相関関係がみられ,早生品種‘T-357’では,葉鞘径9mm,苗の重量6g,中生品種‘ターザン’では,葉鞘径5mm,苗の重量4~5g,晩生品種‘アース’では,葉鞘径5mm,苗の重量3g以上であれば高い収量が得られた. 中晩生種の播種時期については,9月17日から10月7日の間では播種時期が早いほど苗の生育は促進し,収穫球重も優れた.しかし,健苗率は播種時期の平均気温が25℃以下になる9月下旬以降で高くなった.慣行苗に比べてセル成型苗は,定植時の苗の葉鞘径や重量は小さいが,鉢土を付けたまま植え付けるため,定植後に葉が萎えずその後の生育が良くなり,このために収穫時の葉重・球重が優れたものと考えられた.また,抽苔や分球の発生も少なかった.1~2月植え栽培でも,同様の苗の生育,収穫球の肥大傾向を示した.
索引語タマネギ;セル苗;播種期;移植;時期;生育;塊茎
引用文献数6
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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