反芻家畜における粗飼料の消化管通過速度の解析に関する研究

反芻家畜における粗飼料の消化管通過速度の解析に関する研究

レコードナンバー630574論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014175NACSIS書誌IDAN00168935
著者名大下 友子
書誌名東北農業試験場研究報告
別誌名Bulletin of the Tohoku National Agricultural Experiment Station
発行元[農林省東北農業試験場]
巻号,ページ99号, p.111-163(2001-03)ISSN04957318
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抄録消化管通過速度の測定方法の確立及び消化管通過速度に関与する要因間相互の関係解明を目的として,希土類元素を固相マーカーとした反芻家畜の消化管通過速度測定法の適用性について検討するとともに,飼料の微細化-消化管通過-消化率とどのような相互関係を有するかを検討した。1)希土類元素を浸漬法で飼料片に標識するとスプレイ法に比べ消化管における液相への溶出が少なく,また,粗飼料に標識した希土類元素がほぼ100%固相に回収されることを明らかとし,従来の固相マーカーである酸化クロムに比べ,希土類元素を利用した消化管通過速度測定方法は摂取飼料の反芻家畜消化管における挙動をより的確に反映し,本法は実用性の高い方法であることを示した。2)(1)生育時期,(2)低タンパク粗飼料に対する窒素源の添加,(3)飼料の物理的形態(切断長),(4)飼料摂取量が消化管通過速度に及ぼす影響を検討し,粗飼料の消化管通過は,飼料摂取量のみならず,生育に伴う繊維構造の変化による影響を強く受けることを明らかとし,摂取飼料の消化管通過には草種及び生育ステージの差異に基づく反芻胃における飼料微細化の難易が密接に関与していることを示した。
索引語反芻動物;家畜;粗飼料;消化器;反芻胃;消化試験;速度;ヒツジ;標識;希土類;消化管通過速度;希土類元素;消化管通過;検討;飼料;反芻家畜;関与;固相マーカー
引用文献数140
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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