土壌の酸性化に起因するはだか麦の葉枯れを伴う生育障害の発生

土壌の酸性化に起因するはだか麦の葉枯れを伴う生育障害の発生

レコードナンバー630936論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00017190NACSIS書誌IDAN00294000
著者名山田 千津子
宮下 武則
村上 優浩
ほか1名
書誌名香川県農業試験場研究報告
別誌名Bulletin of the Kagawa Prefecture Agricultural Experiment Station
発行元香川県農業試験場
巻号,ページ54号, p.1-5(2001-03)ISSN03748804
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抄録1.香川県内のはだか麦産地において葉枯れ症状を伴う生育障害が発生したので,その原因について,生理障害と土壌病害の両面から検討した。 2.症状は,分げつ期は生育が悪く,茎立ち開始頃より葉枯れが発生し,草丈,分げつが極端に劣り,短稈で穂数も少なくなり収量は半減する。 3.発生ほ場の土壌を蒸気消毒しても症状は変化しないので,土壌病害は関与していない。 4.葉枯れの発生程度の高いほ場の土壌のpHは4.5以下と低い。 5.発生ほ場の土壌pHを上昇させることで葉枯れが軽微になり,健全ほ場の土壌pHを低下させることで葉枯れが再現される。 6.土壌pHと障害発生の関係では,pH4.5以下で発生が顕著で,5.0程度では軽微な葉枯れが発生することもあるが生育収量への影響は小さく,5.7以上では発生しない。 7.対策としては,石灰質資材を施用して土壌pHを5.5程度に上昇させるのが有効である。
索引語オオムギ;葉枯病;土壌;pH;生育異常;石灰
引用文献数4
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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