堆肥の長期連用が黒ボク土の理化学性ならびにキャベツとダイコンの収量に及ぼす影響

堆肥の長期連用が黒ボク土の理化学性ならびにキャベツとダイコンの収量に及ぼす影響

レコードナンバー631079論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015000NACSIS書誌IDAN00347581
著者名加藤 哲郎
米田 和夫
書誌名土壌の物理性
別誌名Soil physical conditions and plant growth, Japan
発行元[出版者不明]
巻号,ページ87号, p.3-17(2001-03)ISSN03876012
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抄録本実験は腐植質黒ボク土畑において,牛ふんバーク堆肥を長年にわたって連用した場合,土壌の理化学性や園芸生物の生育・収量などに与える影響について検討し,黒ボク土野菜畑土壌における今後の土壌診断および土壌負荷の小さい施肥基準などの基礎資料とするために調査したものである。 1.キャベツおよびダイコンの収量は,その年の気象条件に左右され,変動していた。 2.化学肥料単用区だけをみても,21年間の最高収量と最低収量は,キャベツ結球部で約2倍,ダイコン根部で3倍以上の開きがあった。 3.堆肥施用の効果は,キャベツの1作めではみられなかったが,その後は10数%から30数%の増収として現れた。しかし堆肥の長年にわたって施用し続けても,化学肥料単用区との差が大きく開くことはなかった。この傾向はダイコンの根部でもみられた。 4.土壌中に一定量のリン酸が含まれていれば、黒ボク土であってもリン酸増施の効果は,顕著に認められなかった。 5.土壌の物理性では,堆肥を施用した区と施用しない区での液相率や気相率の差が広がる傾向にあった。 6.塩基類は各区同量施用しても,作物の生育がよく,塩基類の吸収がよく,しかも堆肥の供給がない化学肥料区で減少が激しく,生育の悪い無窒素区では徐々に蓄積していた。 7.CECは堆肥と熔リンの施用で高まっていた。無窒素区でもリン酸の増加によりCECが高くなっていた。 8.T-CやT-Nは,毎年乾物換算で15t/haずつの堆肥施用で変動しながらも上昇していた。
索引語堆厩肥;連用;黒ボク土;土壌理化学性;キャベツ;ダイコン;収量
引用文献数26
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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