地下水窒素汚染における起源別窒素負荷率の重回帰法による推定

地下水窒素汚染における起源別窒素負荷率の重回帰法による推定

レコードナンバー631386論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011749NACSIS書誌IDAN00195767
著者名中西 康博
高平 兼司
下地 邦輝
書誌名日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan
別誌名日本土壌肥料學雜誌 : 土壌・肥料・植物栄養
Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition
日本土壌肥料学雑誌
発行元日本土壌肥料學會
巻号,ページ72巻・ 3号, p.365-371(2001-06)ISSN00290610
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抄録沖縄県宮古島の9つの地下水流域を対象に、実環境へ排出された窒素の地下水への負荷率を、実測された地下水の窒素濃度と環境への窒素投入量から重回帰分析により推定した。地下水への窒素負荷源は、宮古島の産業構造、下水処理状況から判断して、肥料、家畜ふん尿、生活排水、自然循環窒素の4者とした。研究対象地下水流域は、独立性が高く、地下からの海水の混入が無く、流域を代表する地下水試料が得られるという条件を満たす流域を選んだ。回帰式において目的変数は、実測された地下水硝酸態窒素濃度から求めた地下水窒素総量とした。 その結果、肥料、家畜ふん尿および生活排水から排出される窒素の地下水への負荷率は、それぞれ40.0、44.1、68.9%と推定され、これらの統計的危険率は0.3、8.3および56.5%で、重相関係数は0.872であった。 これらの負荷率を利用し、研究対象流域における地下水中窒素の由来別寄与率を試算した。1989年度の結果は、地下水の推定窒素濃度は6.54~9.61mgL-1の範囲で、平均は8.22mgL-1であった。またこのとき各起源の平均寄与率は、肥料、家畜ふん尿、生活排水および自然循環窒素がそれぞれ56.5、18.6、8.4、17.0%であった。1992年度の結果は、窒素濃度に関しては同様に4.98~7.90mgL-1と6.51mgL-1で、寄与率は44.4、26.2、7.9、21.5%であった。
索引語地下水;汚染;窒素;負荷;回帰分析;推定
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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