ニホンツキノワグマ(Ursus thibetanus japonicus)による林木剥皮と林床植生の関係

ニホンツキノワグマ(Ursus thibetanus japonicus)による林木剥皮と林床植生の関係

レコードナンバー631546論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015842NACSIS書誌IDAN00198561
著者名吉田 洋
林 進
堀内 みどり
ほか1名
書誌名日本林學會誌 = Journal of the Japanese Forestry Society
別誌名日本林学会誌
発行元日本林學會
巻号,ページ83巻・ 2号, p.101-106(2001-05)ISSN0021485X
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抄録本研究では、クマハギ被害発生の要因を探るために、クマハギ被害の発生率と林床植生との関係を、スギとヒノキの造林地において調査した。剥皮率と低木層の植被率の間には、正の相関が認められた。また低木層の種数と剥皮率の間には負の相関が認められた。一方、分散分析の結果、陽性種である液果類が生育している造林地は、そうでない造林地に比べ、剥皮率が低かった。多数の陽性低木種を生育させている明るい造林地ほど、クマハギ被害は少ないといえる。このことから、低木の全刈りがクマハギ被害の防除に有効であると考えられる。また、林内に林縁効果を発揮しうる空間を形成し、ツキノワグマの食物となり得る陽性種を導入していくことが、クマハギ被害防除に有効であると考えた。これに適した施業法として、孔状皆伐法がある。
索引語林木;剥皮;鳥獣害;野生動物;林床;植物
引用文献数25
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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