近赤外分光法を用いた乳酸菌発酵形式の判別分析

近赤外分光法を用いた乳酸菌発酵形式の判別分析

レコードナンバー632257論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016464NACSIS書誌IDAA11178236
著者名恩田 匠
辻 政雄
柳田 藤寿
篠原 隆
荻野 敏
書誌名日本食品保蔵科学会誌
別誌名日本食品保蔵科学会誌
発行元日本食品保蔵科学会
巻号,ページ27巻・ 4号, p.189-195(2001-08)ISSN13441213
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抄録乳酸菌類の発酵形式(ホモ型とへテロ型)の判定に、近赤外分光法の適用を検討した。10菌種10株の乳酸菌のタイプ株の培養液の近赤外吸収を測定し、得られたスペクトルデータを用いて判別関数の作製を行った。その結果、2次微分スペクトルデータを用いた解析から、2272nmおよび2311nmの2次微分吸光度データを用いる判別関数により、2つの発酵形式のグループが判別可能であった。異なる10菌種10株の試料を用いて判別関数の評価を行った結果、100%正確に発酵形式の判定が可能であった。同様に、味噌から分離した乳酸菌についても判別関数を適用した結果、100%正確に発酵形式の判定が可能であった。この判別分析の原理は、2272nmをキー波長とし、乳酸菌の発酵形式の違いによる乳酸とエタノールの存在比の情報から識別されているものと推察した。以上のことから、近赤外分光法による判別分析で、乳酸菌の発酵形式が迅速(5分程度)かつ簡便に行うことができた。
索引語細菌(乳酸菌);発酵;赤外線;分光
引用文献数21
登録日2011年06月16日
収録データベースJASI, AGROLib

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