焼畑における物質循環

焼畑における物質循環

レコードナンバー632408論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00007949NACSIS書誌IDAN00024902
論文副題焼畑初年度における炭素,窒素,カリウムの変化
著者名古谷 良
米田 令仁
二宮 生夫
書誌名愛媛大学農学部演習林報告 = Bulletin of the Ehime University Forest
発行元愛媛大学農学部附属演習林
巻号,ページ39号, p.39-51(2001-03)ISSN04246845
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抄録焼畑を行うことが、林分の養分動態にどのように影響するのかを、炭素(C)・窒素(N)・カリウム(K)について物質循環の観点から調べ、焼畑が持続可能であるかを検討した。焼畑区(焼畑をおこなった林分)・対照区(焼畑をおこなっていない皆伐跡地)において、伐採前・火入れ直後・火入れ1ヶ月後・各作物の収穫時に、植物体と土壌を採取し、炭素、窒素、カリウムについて分析をおこなった。その結果、植物体と土壌中の炭素の蓄積量は両調査区において火入れ前よりも増加したが、対照区での増加の方が大きかった。窒素は、両者とも火入れ前より増加したが、焼畑区の方が対照区より蓄積の増加量が大きかった。カリウムについては窒素と同じく、焼畑区の方が対照区より蓄積の増加量が大きかった。炭素、窒素、カリウムに関しては、各元素は、焼畑区では土壌表面の近くに蓄積が多いのに対し、対照区では深い所で蓄積が多くなった。今回の焼畑試験では、植物が吸収する量より、土壌に蓄積される量の方が多くなり、初年度においては焼畑が持続可能であると考えられた。
索引語焼畑;炭素;窒素;カリウム;物質;循環
引用文献数22
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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