総当たり交配によるニジマスの高水温耐性形質における遺伝率の推定

総当たり交配によるニジマスの高水温耐性形質における遺伝率の推定

レコードナンバー632455論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名工藤 飛雄馬
井ノ口 伸幸
木島 明博
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ49巻・ 3号, p.405-411(2001-09)ISSN03714217
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抄録高水温耐性形質の遺伝的変異を捉えることのできる評価方法として、平均死亡時間を使うことが可能であることを示した。そこで、総当たり交配による狭義の遺伝率を求めたところ、0.476となり、ニジマスの養殖系統には高水温耐性に対する高い遺伝的変異性があることを示した。 同一親魚による狭義の遺伝率と広義の遺伝率の関係を調査した結果、広義の遺伝率は狭義の遺伝率よりもおよそ2倍の値を示し、相互作用分散が強く影響する形質であることが示され、広義の遺伝率は半分の値としてみなす必要があると考えられた。 変動指数は狭義の遺伝率と近似した値となり、広義の遺伝率と相関が認められたことから、高水温耐性形質の遺伝的変異性を捉える指標になると考えられた。 本研究で対象としたニジマスの養殖系統には、高水温耐性形質において高い遺伝的変異が保有されており、選択育種、特に、♂の個体選択によって高水温耐性品種の作出が可能であると考えられた。
索引語ニジマス;遺伝率;高温;耐性;実験計画
引用文献数9
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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