ダイジョ(Dioscorea alata L.)の生育に及ぼすジベレリン,アブシジン酸およびウニコナゾールPの作用

ダイジョ(Dioscorea alata L.)の生育に及ぼすジベレリン,アブシジン酸およびウニコナゾールPの作用

レコードナンバー640068論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014546NACSIS書誌IDAN00199779
著者名遠城 道雄
林 満
書誌名熱帯農業
発行元熱帯農業研究会
巻号,ページ45巻・ 2号, p.133-141(2001-06)ISSN00215260
全文表示
抄録ジベレリン(GAs)に対するダイジョの特異的な生育反応の作用機構を解明することを目的として、外生的なGAs、アブシジン酸(ABA)およびウニコナゾールPの作用について検討した。 茎葉の生長に対する外生GAsの生長抑制作用は、かなり長期間持続すること、塊茎は処理直後に肥大生長の転換が誘起され、肥大生長を開始するが、その生長促進効果は無処理の個体で肥大生長が転換する時期まで継続されることが明らかとなった。 GAsに対するダイジョの特異的な生育反応は、採取地や早晩性の異なる全ての供試系統において認められ、普遍的な反応であることが確認された。 ダイジョにおける分枝の発生および伸長のパターンすなわち草型は、系統によって異なることを確認すると同時に、GAs処理によって分枝の発生が抑制されるために、分枝の発生パターンが変化し、結果的にはGAs処理によって各系統の草型が大きく変化することが明らかとなった。 ウニコナゾールPは、GAsとは逆に分枝の発生を促進して地上部の生長量を増加させ、塊茎の肥大生長を強く抑制した。さらに、GAsによる塊茎の肥大生長促進作用は、ウニコナゾールP処理により弱められた。また、ABAは地上部の生育にはほとんど影響を及ぼさなかったが、塊茎の肥大生長を抑制し、ABAもダイジョの生育に関与する生理活性物質であると推察された。 根をGAs、ABAおよびウニコナゾールPで処理した場合も、葉面散布の場合と同じ作用を有することが確認された。
索引語ヤマノイモ科;塊茎;ABA;ジベレリン;生理活性物質;肥大;生長
引用文献数13
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat