乳牛と乾乳期における血清総コレステロール値と分娩後の末梢血白血球との関連性

乳牛と乾乳期における血清総コレステロール値と分娩後の末梢血白血球との関連性

レコードナンバー640312論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014801NACSIS書誌IDAN00191857
著者名大塚 浩通
小岩 政照
佐藤 洋平
ほか6名
書誌名日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元日本獸医師会
巻号,ページ54巻・ 10号, p.761-765(2001-10)ISSN04466454
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抄録健康な乳牛における乾乳期の血清総コレステロール(TCho)値と分娩後の末梢血白血球との関連性を明らかにする目的で、16頭のホルスタイン種乳用牛を用いて分娩1カ月前から7カ月後までの毎月、末梢血白血球の好中球比率、MHC+細胞およびCD3+細胞比率を観察した。供試牛は分娩予定日1カ月前の血清TCho値が100mg/dl以下の低コレステロール群(n=8)と100mg/dl以上の対照群(n=8)とに分けた。低コレステロール群の血清TCho値は分娩予定日1カ月前と分娩期(分娩後10日以内)、ならびに分娩2から7カ月後にかけて対照群と比較して有意な低値を示した。低コレステロール群における好中球比率は分娩1から7カ月後まで対照群と比較して高値を示す傾向が、またMHC classII+low(蛍光強度低陽性;単球)細胞比率は分娩1カ月前と分娩期では持続的に増加する傾向を示した。一方、分娩前ならびに分娩期における低コレステロール群のMHC classII+high(蛍光強度高陽性;Bリンパ球)細胞比率は対照群に比べ有意に減少し、CD3+細胞比率は分娩3から5カ月後までわずかな低値傾向を示した。これらのことから、乾乳期の血清TCho値は分娩後の免疫状態と関連する可能性のあることが示唆された。
索引語乳牛;乾乳;コレステロール;白血球
引用文献数21
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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