超音波誘導経腟採卵由来体外受精胚を用いた雌雄判別産子の作出

超音波誘導経腟採卵由来体外受精胚を用いた雌雄判別産子の作出

レコードナンバー640341論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00021130NACSIS書誌IDAN00334182
著者名横田 昌己
宮地 利江
近藤 守人
書誌名福井県畜産試験場研究報告
別誌名Bulletin of the Fukui Experiment Station of Domestic Animal Industry
発行元[出版者不明]
巻号,ページ15号, p.27-31(2002)ISSN03893537
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抄録ホルスタイン種乳用牛において超音波誘導経腟採卵(Ovum Pick Up:以下OPU)技術を利用した体外受精(以下IVF)によりウシ胚を生産し、胚の雌雄判別技術との組み合わせによる効率的な子牛生産を目的として、OPU-IVFの胚生産性、雌雄判別率、雌雄判別胚の受胎性について検討した。 1回のOPU操作で回収できる卵子数は、平均6.9個であり、胚盤胞発生率は19.4%であった。月に2回OPUを行うと年間で約165個回収でき、約32個の胚盤胞を確保できるものと考えられる。当場での過剰排卵処理(以下SOv)による正常胚回収数は年間平均20個/1頭であることから、OPUはSOvに匹敵する胚確保の方法であり、SOv等のホルモン処理に反応か鈍く、後継牛あるいは胚の確保が困難な繁殖牛に対して、特に有効な胚生産方法であると考えられた。 OPU胚の平均細胞数は115.7個であり、SOv胚は114.5個、食肉処理場由来IVF胚は102.2個であり、三者に差は見られなかった。 雌雄判別判定率は75.8%で当場の生体回収胚の判定率88.7%と比較して低かった。 6個の雌胚を受胚牛に新鮮1胚移植したところ4頭で受胎を確認した。そのうちの1頭はすでに分娩し、性別は胚の雌雄判別結果と一致した。また、生産された子牛については血統登録を済ませ、現在育成中である。
索引語乳牛;体外受精;胚移植;雌雄判別;子牛
引用文献数9
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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