収穫されたブロッコリー小花の老化におけるアスコルビン酸の酵素的分解

収穫されたブロッコリー小花の老化におけるアスコルビン酸の酵素的分解

レコードナンバー640523論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名西川 芙美恵
加藤 雅也
加茂 知子
ほか5名
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ70巻・ 6号, p.709-715(2001-11)ISSN00137626
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抄録ブロッコリー(Brassica oleracea L. var. italica)は根を付けたまま農場で収穫し実験室に持ち帰った後、茎・葉を切断して上部を実験に用いた。ブロッコリーの小花は室温で急速に黄化した。茎切断直後からエチレン生成量は切断面で急速に増大し、12時間後にピークに達してから緩やかに減少した。小花のエチレン生成量は、緩やかに増大し切断後24時間でピークに達した。その後一時的にエチレン生成量は減少したが、再び増大した。小花にはアスコルビン酸が豊富に含まれており、茎切断後急速に減少した。一方、切断面を含む茎組織のアスコルビン酸含量は、切断後0時間では小花より少なく、貯蔵期間中はほとんど変化しなかった。小花のアスコルビン酸ペルオキシダーゼ活性は他のいずれの茎組織よりも高かったが、その活性・遺伝子発現とも老化の過程で著しい変化はみられなかった。これらの結果は、茎組織における傷害および小花におけるエチレン生成量の増大が、小花におけるアスコルビン酸ぺルオキシダーゼの活性と遺伝子発現の変化にはあまり影響を及ぼさないことを示唆している。また、アスコルビン酸の急速な減少は、アスコルビン酸ぺルオキシダーゼの高い活性とともに、その他の要因(例えば過酸化水素の生成等)によって引き起こされていることが考えられる。
索引語ブロッコリー;花;収穫後生理;老化;アスコルビン酸;酵素(パーオキシダーゼ);エチレン;生成
引用文献数44
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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