抑制栽培のためのフリージア木子の高温貯蔵法

抑制栽培のためのフリージア木子の高温貯蔵法

レコードナンバー640529論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名土井 元章
虎太 有里
馬庭 弘和
ほか1名
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ70巻・ 6号, p.740-746(2001-11)ISSN00137626
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抄録フリージア木子の長期貯蔵法が開花時期と切り花品質に及ぼす影響について、‘コート・ダ・ジュール’を用いて検討した。低温貯蔵は、その時期に関わらず、二階球形成を誘導し、植え付け後の萌芽率を低下させ、萌芽後のシュートの生育を抑制した。これに対して、木子をネット袋に入れて30℃で高温貯蔵すると、貯蔵期間が長くなるに伴って球の乾燥による枯死(硬化)球の割合が増加するものの、大木子(平均球重2.6g)を用いれば2月上旬までの貯蔵ではほとんど枯死球は発生せず、高い萌芽率と旺盛なシュート生育が得られる木子を供給することができた。これらの高温貯蔵球では、低温貯蔵球に比べて開花が遅れ、かつより長く重い切り花が得られた。これは、高温貯蔵した木子の植え付け時の茎頂部における分化葉数の増加と茎頂直径の減少による植え付け後の幼若期間の増加によるものと考えられた。中~小木子の高温貯蔵には、球の乾燥を防止する目的で有孔ポリエチレン袋包装が有効で、2月上旬まで高い開花能力を有する木子を貯蔵することができた。2月1日に植え付けた木子からは6月上中旬までに十分に市場性のある切り花か生産された。 
索引語アヤメ科;花卉;抑制栽培;球茎;高温;貯蔵;休眠;覚醒
引用文献数9
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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