高齢者施設における小型犬のAAA(動物介在活動)展示方法

高齢者施設における小型犬のAAA(動物介在活動)展示方法

レコードナンバー640744論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014735NACSIS書誌IDAN00247860
著者名徳本 大官
村上 陽子
森田 茂
ほか4名
書誌名酪農学園大学紀要. 自然科学編 = Journal of the College of Dairying. Natural science
別誌名Journal of Rakuno Gakuen University. Natural science
J. Rakuno Gakuen University
J. Coll. Dairying
酪農大紀要
発行元酪農学園大学
巻号,ページ26巻・ 1号, p.23-30(2001-10)ISSN0388001X
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抄録本研究では、特別養護老人ホーム入居者へ3種の小型犬を関わらせ、それに対する反応から精神面、肉体面、社会面を維持するために有効な展示方法を検討した。1999年9月4日から2000年12月16日まで訪問活動を実施し、期間を関わらせ方の違いにより3期に分けた。第1期は透明アクリル囲い内での展示とし、第2期に餌の授与に皿の使用をした。第3期は入居者をテーブルに誘導し、小型犬を個別に関わらせた。参加者の行動記録をビデオ録画し、参加人数および滞在時間を期間ごとに比較した。また、A氏と他の入居者とのコミュニケーションを計測し、展示方法との関係を検討した。第1期の参加人数は23.2人/回、第2期の参加人数は18.8人/回であり、平均滞在時間は第1期に比べて11.3分/回増加した。滞在時間は、第3期に57.2分/回と最も長くなった。A氏の平均餌あげ回数は、第3期が16回で、第1期の8倍、第2期の3.2倍となり、他の期間に比べて極めて多かった。第1期、第2期に比べて、第3期はボランティアに言われて餌をあげた回数が6.0回、自分の意志で餌をあ.げた回数9.1回となり、最も多かった。コミュニケーション回数は、第3期に2.0回で゛あった。コミュニケーションの内訳において、餠の授与に関する項目が76%を占めていた。以上のことからA氏は、入居者からの餌の授与に関するコミュニケーションが増え、餌あげ回数が増加した。また、餌あげ回数が訪問1回当り20回以上の多いときに、発声がみられる傾向があり、コミュニケーション、餌あげおよび発声が密接に関係しているといえ、第3期の展示方法がA氏にとって有効であったといえる。
索引語イヌ;老人;動物;治療
引用文献数6
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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