雌ラットにおけるペントバルビタール誘起排卵遅延に対する視床下部背側部神経切断の抑制効果

雌ラットにおけるペントバルビタール誘起排卵遅延に対する視床下部背側部神経切断の抑制効果

レコードナンバー640760論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014744NACSIS書誌IDAA10936678
著者名渡部 美穂
山内 兄人
書誌名The Journal of reproduction and development
発行元Japanese Society of Animal Reproduction
巻号,ページ47巻・ 5号, p.253-258(2001-10)ISSN09168818
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抄録午前7時から午後9時まで点灯している飼育室で飼育されているウイスター雌ラットを用いて、排卵前日の午後4時にペントバルビタール(PB)を投与するとほぼ100%の動物で排卵が1日遅延したが、午後1時に投与したのでは影響がなく、翌日に排卵が見られた。しかし、排卵前日の午正11時前後に前交連後端部より後部で視床下部の背側部を外平切断(PDC)すると60%のラットで午陵4時に投与された。PBの排卵遅延効果がみられず、正常な排卵があった。PDCを行ったラットでも、PBを午陵1時に投与すると88.9%の動物で排卵遅延が生じた。PDCを排卵前日の午前中に行っても自然排卵そのものには影響がなかったが、手術20日後の排卵前日の午後4時にPBを投与すると、54%のラットで排卵遅延が見られず正常に排卵した。このような結果から、PDCはPBの排卵遅延を引き起こす効果をもつ投与タイミングを早めており、切断効果は20日以上なっていても継続していることが示された。これは排卵前日の夕刻の排卵を促す神経情報が発せられるタイミングの制御に視床下部の背側部からの神経入力が関与している可能性を示唆している。
索引語ラット;雌;排卵;神経
引用文献数37
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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