マメシジミ属2種の生殖巣の構造

マメシジミ属2種の生殖巣の構造

レコードナンバー640791論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20013116NACSIS書誌IDAA11565254
著者名小野山 隆司
野田 善郎
高田 裕美
ほか1名
書誌名Venus
発行元日本貝類学会
巻号,ページ60巻・ 3号, p.183-188(2001-09)ISSN13482955
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抄録マメシジミ属の分類には軟体部の特徴が重要とされているが、生殖腺の構造についての研究は少なく、分類の形質となっていない。筆者らは生殖腺の構造がマメシジミ属の分類の手がかりとなる情報をもつかどうか調べる目的で本研究を行った。チビマメシジミPisidium (Odhneripisidium) Parvum Mori、1935は体の右側に矢状断面で心臓形をした精巣を、左側に水平断面で心臓形をした卵巣を有し、他のマメシジミ類とは大きく異なっていた。ハイイロマメシジミPisidium casertanum (Poli、1791)はこれまでの報告に見られると同様に精巣、卵巣各々一対あり、精巣と卵巣の位置関係では精巣が外側(側面)にあり、内側(中央)に卵巣が位置していた。精巣の全形は矢状断面で三角形、卵巣は卵形であった。両種の精子頭部の大きさや形には違いがみられた。チビマメシジミの生殖巣の季節変化を調べたところ一年中卵や精子を生殖巣に有していたが、卵巣は4月と8月に最も成熟卵が多くなり、精巣は冬季に最も精子が多くなった。
索引語斧足綱;生殖器;構造;動物形態;精子
引用文献数13
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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