ニワトリ呼気中13CO2測定用開放型呼吸試験装置

ニワトリ呼気中13CO2測定用開放型呼吸試験装置

レコードナンバー641076論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005654NACSIS書誌IDAN00186755
著者名神 勝紀
熊王 俊男
唐澤 豊
書誌名日本家禽学会誌
別誌名Japanese journal of poultry science
Jpn. poult. sci.
家禽会誌
日本家禽会誌
The journal of poultry science
Japanese poultry science
発行元日本万国家禽学会
巻号,ページ38巻・ 5号, p.86-92(2001-05)ISSN00290254
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抄録13C化合物を投与したニワトリの呼気CO2中の13C atom%を気管カニューレなどの呼吸器具を使わずに連続的に測定する目的で、呼吸チャンバー型の呼吸試験装置を作製した。装置の取り扱いの簡便化と低コスト化を図るために、赤外分光型13CO2アナライザーを用いた。一般に、呼吸チャンバー型の呼吸試験装置ではチャンバー内のCO2濃度を1%未満に設定することが必要条件となるが、汎用性に富む本アナライザーの定量計算プログラムはCO2濃度1%未満の条件下では13C atom%を算出するように設定されていない。そのため低CO2濃度条件下における13C atom%の算出のための検量線を組み込み、呼吸試験装置の性能試験を行った。その結果、CO2濃度が0.65%以上であれば13C atom%を測定し得ることが示された。この時の本装置のCO2回収率は約108%であった。そこで、実際に3ヵ月齢のニワトリを用いて、[U-13C]グルコース(98atom%)を血中投与(12.5mg/kg体重)したとき呼気中に排出されるC02の13C atom%を5時間にわたって10分間隔で測定した。同位体投与前における呼気CO2の13C atom%の測定値は1.091%と算出され、13Cの自然存在率(1.108atom%)よりわずかに低かったものの、測定値の変動はほとんど認められなかった。[U-13C]グルコースの投与直後から13C atom%は急増し、約100分後に最高値(1.274atom%)に達した。その後、約240分後までゆるやかに減少し、それ以降は実験終了時まで低い値(約1.14atom%)で推移した。以上の結果から、本装置はニワトリの呼気CO2中13C atom%の連続測定が可能であると判断された。
索引語ニワトリ;呼吸;二酸化炭素;測定;装置
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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