施肥レベルと万田31号の併用がウコン(Curcuma spp.)の生育,収量に及ぼす影響

施肥レベルと万田31号の併用がウコン(Curcuma spp.)の生育,収量に及ぼす影響

レコードナンバー641318論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015170NACSIS書誌IDAN00250548
著者名仲村 一郎
松浦 新吾郎
Hossain Md.A.
ほか2名
書誌名琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the College of Agriculture, University of the Ryukyus
別誌名The science bulletin of the Faculty of Agriculture, University of the Ryukyus
発行元琉球大学農学部
巻号,ページ48号, p.145-152(2001-12)ISSN03704246
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抄録万田31号は、50種類の植物素材を組み合わせ発酵させて作られたもので、作物、野菜、果物の収量と品質を高めることがすでに報告されている。 ここでは、施肥量の違いによる方田31号の使用がウコン(Curcuma spp.)の生育、収量に及ぼす効果を知るために2000年4月から2001年2月にかけて、琉球大学農学部附属農場において実験を行った。 処理区は(1)1ha当り施肥量(化成肥料N:P:K=9:9:18)133kgに水を散布した対照区(F-1-W)、(2)施肥量133kgに万田31号を散布した処理区(F-1-M)、(3)1ha当り施肥量200kgに水を散布した対照区(F-2-W)、(4)施肥量200kgに万田31号を散布した処理区(F-2-M)、(5)1ha当り施肥量266kgに水を散布した対照区(F-3-W)、(6)施肥量266kgに万田31号を散布した処理区(F-3-M)、を設け葉面散布を行った。 肥料は、ウコンの植付け後60~75日目から60日間隔で3回施肥し、万田31号(0.01ppm)は植付後60~75日目から30日間隔で5回施用した。 ガラス室での実験では、それぞれの施肥レベルで対照区に比較して万田31号の施用により、ウコンの地上部乾物重と収量は増加した(図1、2)。F-1-M区は、F-2-W区に比べ地上部乾物重と収量が増加した(図1、2)。また、F-1-M区とF-2-M区の地上部乾物重と収量は、F-3-W区と同程度だった(図1、2)。 圃場実験では、各々の対照区より万田31号を施用した区で有意に地上部乾物重が増加した(図3、4)。また、F-1-M区とF-2-W区およびF-2-M区とF-3-W区を比較すると、F-1-M区、F-2-M区で各々地上部乾物重及び収量が増加し、有意差が認められた。また、F-2-M区とF-3-M区を比較すると地上部乾物重および収量に差が認められなかった。このことから圃場実験では、肥料を200kg/haと万田31号(F-2-M区)の組合せがウコンの生育および収量の増加に大きな効果を示した。 以上の実験結果から、万田31号の施用は肥料の利用効率を高めたことが考えられ、万田31号を施用することにより、化成肥料の施肥量を軽減し、環境調和型農業に寄与し得ると考えられる。
索引語ショウガ科;施肥量;添加;収量;生育;発酵;圃場;効率
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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