2倍体および4倍体ブドウの雌ずい内における花粉管誘導組織の発達過程

2倍体および4倍体ブドウの雌ずい内における花粉管誘導組織の発達過程

レコードナンバー641347論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名岡本 五郎
林 よし子
平野 健
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ71巻・ 1号, p.8-12(2002-01)ISSN00137626
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抄録2倍体の2品種(‘キャンベル・アーリー’、‘マスカット・オブ・アレキサンドリア’)と4倍体の2品種(‘巨峰’、‘翠峰’)の開花前の雌ずいを横断切片とし、花粉管誘導組織(TT)の発達過程を比較した。花柱の中央部では、TT細胞の形成開始は2倍体品種の方が4倍体品種よりも早かったが、開花期のTTの大きさやTT細胞数には両者に一定の傾向がなかった。一方、2倍体品種の子房上部(胚珠上部の位置)では、隔壁の外側(子室の中心側)の3~5層の細胞が開花13日前に円形化し、広い細胞間隙をもつTT細胞となったが、4倍体品種では開花9または6日前で、1または2層がTT細胞になっただけであった。しかし、この時期の子房の生長や花粉の発達は4倍体品種の方が活発であった。以上のことから、4倍体品種の子房内におけるTTの発達不良は、開花1~2週間前の隔壁細胞におけるTT細胞への転換が不活発であるためといえる。
索引語ブドウ;倍数体;雌ずい;組織;発展;花粉;発育;受精
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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